とらドラ!とテレビアニメ

【短い感想なので目次なしです。すいません】

今年の夏も暑いです。

またまたアニメーションの話です。

というのも、これだけ暑いと本を読もうにも頭が働きません。

エアコンを使えればいいんですが、クーラーは頭が痛くなってしまいます。

そんな感じで、私にとって夏は映画とアニメを見る季節になっています。

特に今年は外に遊びに行くのも憚られますので。

 

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前書きはこんな感じで。

かなり昔に知人に勧められて、Netflixのマイリスに眠っていた『とらドラ!』をやっと観終わりました。そろそろ観ないとラインナップから消すぞというNetflixからの脅しも効きました。

いやぁ、面白かったです。特に後半の怒涛の展開はすごかったです。

10話連続で観てしまいました。

1話目を観れば最後にどうなるのか分かってしまうようなテンプレートな物語なんですが、退屈させないどころか魅せられてしまうのは何故なんでしょう。

 

このアニメは全ての人物が心情を隠そうとしません。どれだけ鈍感な人が観ても、その時々の人物の相関図が手に取るようにわかると思います。いわゆる匂わせみたいな事が皆無です。これはメリットデメリットがはっきり出てしまう表現方法だと思っていて、デメリットからいえば作品に深みと意外性がなくなってしまいます。個人的には何も考えずにボーっと観る事ができ、楽は楽なんですが。まあ、とらドラ!の場合は日常の要素も強いのでそこまでのデメリットにもならない気もします。

 

メリットはやはりストーリーとしての熱量を込めやすい点でしょう。

この作品はそれぞれの友達、恋愛相手への想いが空回りしてしまい、皆それぞれ思い悩むといった感じのストーリーなんですが、それぞれの心情がよく分かっている事で、全員に共感し、ついつい応援したくなってしまいます。

 

それから、ついつい覚えて使いたくなってしまうような、独特の言い回しがいくつか出てきました。物語シリーズなどでもよくありますが、私の好みです。

 

これは全くもってどうでもいい話何ですが、2クールぶち抜きで潔く終わるのがテレビアニメはベターなんじゃないかと最近思っています。

これ以上長いと明らかにダレてきますし、展開上長すぎるのも如何なものかと思います。もちろん上手くいっている作品もありますが、名作と呼ばれるものは2クールまでには終わっている印象です。